~桃李成蹊~ 還暦オヤジの独り言

column

2026.02.02   ~桃李成蹊~ 還暦オヤジの独り言

2月を迎えて~「春在一枝中(春は一枝(いっし)の中(うち)にあり)」~僅かな変化を見逃さない

2月になりました。1月後半から「長期滞留型」と称する寒冷前線が居座り、寒さ厳しい毎日が続いています。加えて雨も降らず、火災のニュースが連日続き、我が家の湿度計も「計測不能」になるほど乾燥しています。気候厳しい時期、体調を崩さないようお気をつけください。冬が寒く乾燥しているのは当たり前と言えば当たり前、寒い時期は寒い時期なりに鍋や熱燗を楽しむのが大人の過ごし方なのだと思いますが、やはり春の訪れが待ち遠しくなってしまいます。

「春在一枝中(春は一枝(いっし)の中(うち)にあり)」という言葉があります。冬枯れた枝の中に小さな蕾を見つけ、春の到来を感じる、ということですが、転じて、些細な変化を見逃さない、この先の変化を素早く察知する、という意味で使われます。システムに従事している我々は、日々動いているシステムやテスト結果の僅かな変化に気付き、大きなトラブルを未然に防ぐ、という繊細な感度が求められます。ITの眼から見ると「大障害は些細なアラートのうちにあり」と言うことでしょうか。そうした繊細な感度は、座学で身に着くものではなく、様々な経験や苦労を経て学べるものです。近時、シニア人材の活用、ということが言われ始めましたが、単なる労働力確保ではなく、こうした得難いスキル、という観点から見直して欲しいと思っています。

厳しい寒さ続く毎日、どうしても春の訪れを探してしまいます。先日居酒屋で「タラの芽の天婦羅」を見つけ、注文してしまいました。未だ季節には早いので、味もそれなり。「冬を楽しむ大人の過ごし方」には、まだまだなようです。

廣瀬

ページトップへ矢印