~桃李成蹊~ 還暦オヤジの独り言

column

2024.11.01   ~桃李成蹊~ 還暦オヤジの独り言

11月を迎えて~「迷者不問路(まよえるものは みちをとわず)」~教えを請うことの大切さ

11月になりました。

10月は大谷選手の「ヒリヒリする」ポストシーズンの活躍や劇的なワールドシリーズ制覇に励まされながら、石破総理の誕生、衆議院の解散総選挙と何かと慌ただしい1ヶ月でした。選挙では、ご縁があって日頃から応援させて頂いている議員の方も無事当選しました。大きく勢力図が変わった今回の選挙について、機会をみてお話を聞きたいと思っています。

10月はお客様からご相談を頂き、当社の意見を纏めてご提示しました。本件は、他ベンダーが作ったアプリケーションの解析、基盤ネットワーク構成の評価、新業務フローの見える化など、幅広い知見が必要な事案でしたが、幸いにも当社には各分野に豊富な経験を持つメンバーがおり、そうした仲間の意見を聞きながら纏めることが出来ました。お客様には最善の方向性をお示し出来たと思います。

「迷える者は路を問わず」という言葉があります。分からないことがあれば、知っている人に尋ねて解決するのは当たり前のことのように思えますが、道理を見失った人は得てして独りよがりになり、賢人を尋ねて教えを請うことをしなくなってしまう、という戒めです。「ブレてはいけない」という話を本欄でも何度か書きましたが、ブレないことと、独りよがりになることは違います。むしろブレていないか、周囲と会話しながら自分の位置を確認し、最終的にブレない判断を行うことが大切なのだと思います。

当社も、社内メンバーは当然ながら、お客様や同業他社などの方々とも日常から意見交換を重ねることで、独りよがりになることなく、世の中のお役に立てるサービスをご提供出来ればと考えています。何よりも、忌憚ない意見交換が出来る仲間がいること、ネットワークがあることが有難いですし、そのような活動を通じて、自ずと周囲から「頼りになる」と思って頂けるような企業風土が醸成されていくのではないかと思うのです。

廣瀬

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